事業用車

総合検測車

通常の列車と同様の速度で走行しながら線路状態、架線状態を測定、補修箇所等を発見します。

まもるん10形検測車

モヤ10形


〈1980年〜〉

本車は13000形電車を基として80年に登場した高速検測制御電動車です。

編成では北千住方先頭で両運のため単行も可能です。基本的には牽引車としての側面が強いですが、架線検測機能も有しています。

 

サヤ11形


〈1982年〜〉

本車は82年に登場した高速検測付随車です。

編成では小田原、相模湖、八王子方先頭です。元々JRから検測車を借り受けてやっていたものを、自社検測に転換した際に誕生しました。単行は出来ないため、常にモヤ10形に牽引されます。

架線検測以外の総合検測業務を行います。

モハ12形


〈1980年〜〉

13000形電車を基として80年に登場した制御電動車です。

検車区での牽引業務がメインで、モヤ、サヤと編成を組むことは稀ですが、モヤが検修時の際には代用で牽引を行うことがあります。

10000-形検測車〈MTC:Multiple TRIAL CAR〉

デヤ10000-1/デヤ10000-2形


デヤ10000-2形車両
デヤ10000-2形車両

〈2004年〜〉

本車は01年の弊社前身の東京高速鉄道が初期開業区間暫定敷設時に、営業運転で使われる10000形電車の試作車[10000形第0編成]として3両1編成が登場し、04年の初期開業時までに量産車が登場すると、検測車兼試験車として改造されたました。

改造時に両先頭車の制御電動車は両運転台化改造が施され牽引車となりました。

 

現在では主に旧東京高速鉄道路線の西線区の検測に運用されます。

サヤ10000-3


〈2004年〜〉

本車は01年の弊社前身の東京高速鉄道が初期開業区間暫定敷設時に、営業運転で使われる10000形電車の試作車[10000形第0編成]として3両1編成が登場し、04年の初期開業時までに量産車が登場すると、検測車兼試験車として改造されたました。

元々編成中間に入っていた制御車は試験台車を搭載し、検測用パンタグラフを新設、観測ドームを追加して電気・軌道検測車両に改造されました。

 
現在では主に旧東京高速鉄道路線の西線区の検測に運用されます。

98形検測車〈デヤ〉

デヤ98形


デヤ98形車両[塗装変更前]
デヤ98形車両[塗装変更前]

〈1998年〜〉

本車は6000形電車を基として98年に登場した高速検測制御電動車です。

編成では東北、鹿島方先頭で両運のため単行も可能ですが、片側は簡易運転台のため、基本的にデハ98と編成を組んで運転されます。牽引と架線検測機能を有しています。

 

サヤ00形


〈2000年〜〉

本車は2000年に先代のサヤ78形と交代する形で登場した高速検測付随車です。

軌道検測機能を有しますが、付随車のため、両端にデヤとデハを併結して運転されます。

 

デハ98形


〈1998年〜〉

本車は98年に登場した制御電動車です。

編成では北千住方先頭ですが、検測機能はなく、デヤとともにサヤを挟み込む形で運転されます。